SSブログ

華の愛−遊園驚夢− [映画]

りえちゃんが初めて海外で大きな賞を取ったのが、この香港映画「華の愛−遊園驚夢−」でした。

この映画で彼女は「2001年モスクワ映画祭最優秀女優賞」を受賞しました。

そのニュースが日本で報道された時、りえちゃんは本当に嬉しそうにインタビューに答えていました。

日本のメディアは大きく取り上げていましたが、当時のりえちゃんは低迷期(と言ってもいいと思います)だったため、一般ではメディア程騒いでいたようには感じませんでした。

この映画が上映された東京国際映画祭での舞台挨拶で、りえちゃんは劇中で使用していた豪華な衣装を着て登場しました。

おぉ〜というどよめきにも似た歓声が上がったものの、次に登場したジョイ・ウォンに向けられた嬌声にも近い歓声を聞いて、りえちゃんは明らかにしょんぼりした表情をしていました。

りえちゃんの傍らに立っていたこの映画の監督は、そんなりえちゃんの様子に少なからず気付いていた風でした。



hananoai.jpg

1614.jpg

上二つは映画のワンシーンから




1b.jpg

東京国際映画祭の舞台挨拶の様子




この映画の監督が日本のメディアのインタビューの中で、

「自分は宮沢りえさんのことはこれまで知らなかったが、偶然彼女の写真をネットで見かけて、彼女がとても寂しそうに見えました。

それで彼女に興味を持ち、彼女ののこれまでについて調べてみて、過去に色々な経験をされていたことを知り、この映画に起用しようと思ったのです。」

という主旨の発言をされていたのを覚えています。



当時の彼女にとって、この映画の役柄はを演じるのは辛い一面があったのではないか、と思います。

なぜなら内容はネタばれになるので触れませんが、この役柄は彼女が経験してきたことと重なる部分あると思われるからです。

りえちゃんはどんな気持ちでこの映画に出ていたんだろう、と思うと、何ともいえない気持ちになります。


で、中国系の動画サイトでこの映画がアップされているのを発見しました。

日本ではどこも上がっていなかったので、ここからこの映画の動画を引っ張ってきました。







私は中国語はさっぱり分かりませんが、りえちゃん見たさにとりあえず見入っています。

とにかく細いですが、さすがはりえちゃん、豪華な衣装が似合いますね〜。

とっても綺麗です。

彼女にはやっぱり華やかさが似合います。


彼女がこの賞を取ってちょうど10年になります。

りえちゃんは今や押しも押されぬ女優として、映画や舞台、ドラマと大活躍です。

昔の人気絶頂の頃とは違った、地に足ついた人気のように感じます。


その昔「激やせ」などと騒がれていた頃、北野武がインタビューで「・・・宮沢さんは、女優が通る一過程を通っているんだと思います。だから頑張って下さい。」と言っていたのが印象に残っています。

きっとりえちゃんは良い女優さんになるために、これまでのいろんなことを経験してきたんじゃないかと思います。

そう考えると、りえちゃんは本当に強い女性ですね。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ごあいさつワーズワースの冒険 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。