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感情をぶつける [TV]

昨日の記事を書きながら、ふと「女の一代記」を思い出しました。

このドラマの中で、りえちゃんは瀬戸内寂聴に扮し、りえちゃんも顔負けの彼女の波乱の人生を熱演していました。

これは私はリアルタイムでは少しだけ見たのですが、全部を通しては見たことがなかったので、いつもお世話になっている中華系動画サイトで探し出して見たことがあります。

その時のりえちゃんの迫真の演技が頭から離れず、りえちゃんの離婚報道を機にまた特に気になった場面を探して見てみました。

この話の中で瀬戸内寂聴は、二人の男性との奇妙ともいえる男女関係を、長年に渡って続けています。

特に若い方の男性とは愛憎まみえた関係に陥り、時には激しい言い争いを繰り広げることもあったのです。

例えば、男性が「なぜ関係を続けるのだ?」と詰め寄った時に、りえちゃん(瀬戸内寂聴) は一言「憐憫よ!」と言い放つ場面。

その時のりえちゃんの表情が何ともいえず、生々しかったですね。

 

 

<男に向かって「憐憫よ!」と言い放つシーンのりえちゃん>  

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また、別れ話を切り出された時の、狂乱したりえちゃんはなかなかの迫力でした。


 

 

 <「あなたのために全部を捨てたのよっ」と詰め寄るシーン>

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<「別れるんなら、使い込んだお金返しなさいよっ!!!」と飛びかかるシーン> 
 
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<逃げようとする相手を羽交い締めにして罵倒するシーン>
 
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個人的には、綺麗なイメージを演じ続けているりえちゃんよりも、こういった人間臭い、生々しい姿をさらしている方が、ずっと魅力的に見えます。
 
そこで思ったのですが、りえちゃんは私生活でこういった修羅場を潜る時に、この役柄同様自分の感情を思いっきりぶつけて、思いのたけを吐き出したことがあったのでしょうか。
 
例えば、拒食症の引き金となったと言われる中村勘九郎との不倫の時期に、相手に自分の感情をぶつけて生身の姿でぶつかったことがあったのかなぁ、とふと疑問に思いました。
 
もしかしたら、よく言われている「良い子」の姿のまま、自分の感情を押し殺して良い子でいようと努めてきたのではないかなぁ、という気がしないでもないです。 
 
また中村勘九郎だけではなく、彼女自身を形成する上で彼女の内面の根幹に位置するりえママに対しても、自分の感情をさらけ出してぶつかっていったことがあったのか、ちょっと分かりませんね。
 
激やせする前に、高級寿司屋でりえママとりえちゃんが大げんかをしていたと、週刊誌にすっぱ抜かれたことがありました。
 
りえママがりえちゃんの顔をひっぱたき、号泣するりえちゃんを寿司屋の主人たちがタクシーに乗せようと両脇から抱えて大通りに連れて行っていたところを週刊誌に激写され、ついでに店の中にいたりえママの姿も隠し撮りしていました。
 
この時の喧嘩の原因はよく分かりませんが、結局りえちゃんはりえママの呪縛から逃れられなかった。
 
呪縛というのは言葉がキツいようですが、やはり自分の感情を押し殺して「大人」の言う通りにして来たのだから、りえママの存在が彼女を雁字搦めにして来たのは間違いないと思います。
 
激やせ後、りえちゃんが女優業にあれ程こだわって来たのも、ひょっとしたら演じることで自分の内面にある感情を表現しようとしていたのかもしれないですね。
 
勿論、潜在的に、ということです。
 
もしくは、女優として世間で認められるようになることで、自分の存在意義を得たい、という願望もあったでしょう。 
 
どちらにせよ、大人への移行期に上手く大人へと成長できずに、未だに自分の殻を破けずにいるように見えます。
 
昨日の記事でも紹介したように、今回の離婚がりえちゃんが精神的に成長する大きな分岐点となるのかもしれません。
 
 
 
 
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