昔だったら・・・ [思うこと]
「GINZA」という雑誌の企画で、りえちゃんがボーイッシュなファッションを身に纏ったポートレイトを撮ったそうです。
それにしてもりえちゃんは本当に良い表現者になったんですね。
この写真を見ていると、昔はこんな表情は出来なかっただろうと、と今さらながら思ってしまいます。
以前にも書きましたが、昔のりえちゃんは表現するというよりは自分を全面に出す事を第一にしていました。
だからもしこの企画を昔のりえちゃんがしていたとしたら・・・、
「ボーイッシュなりえもかわいいでしょ?(見て見て)」
「りえがこんな衣装を着るとこんな風になるのよ。(かわいいでしょ?私)」
「ボーイッシュな姿でもちょっぴりグラマラスでしょ?(ね、だから見て!)」
という具合に、企画の趣旨というよりも、まずは自分がどれだけかわいく、しかもどれだけ他の誰よりもかわいく見られるか、という事に重点を置いた仕事ぶりだっただろう、と思われます。
特にこういった様子は、破局後に顕著に見られました。
(映画「四十七人の刺客」などがその良い例です)
例えば、演じるキャラクターの性格や背景を無視した華美な化粧や衣装であったり、一人だけ的外れな演技(というより目立ちたいだけ)をする、などですね。
あの頃の事を考えると、例えばこのポートレイトのりえちゃんは、自分自身を押さえて表現すべきキャラクターをまず全面に出しています。
その上でキャラクターをりえちゃん自身ならどのように理解し表に出せるか、という部分でりえちゃんらしさを出していると思われます。
ここが以前と今の大きな違いです。
正直この写真をネットで見かけた時、思わず「りえちゃん、すごいなぁ。」と思いました。
はっきり言ってこの写真が今のところ一番好きですね。
自分が何をすべきかをしっかり理解している。
しかも出しゃばったそぶりは全く見られない。
こういう仕事ぶりを見ると、りえちゃんは本当にプロ意識が強いなぁ、と感じます。
だから、妊娠したときも6ヶ月の身重の体で舞台の仕事をやりきったのだろうし、それを売りにする事も無く極めて謙虚に振る舞っていました。
まぁ、激やせの時の強烈なバッシングのように、ある事ない事書かれるのが嫌、という気持ちもあったでしょうけど・・・。
ともかく、このポートレイトは今のりえちゃんの仕事への姿勢がしっかりと見て取れる、立派なものだと思います。
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